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ご挨拶

大阪私立学校保健会会長
早稲田摂陵中学校・高等学校校長
須賀 晃一

大阪私立学校保健会会員の皆様には、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。

この度は本校前校長の八木章治のあとを受け、会長職を拝命しました。現在、早稲田大学副総長として大学が主勤務先となっているため、大阪に足を運べる回数が限られていることから至らぬ点も多々あるかと存じますが、職を全うしていきたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。また、日頃より保健会活動を通じ、未来を担う児童・生徒の健やかな成長を願い、心身ともに安全かつ安心して学校生活を送れるようご尽力頂いていますことに深く敬意を表し、感謝申し上げます。

歴史を辿ると昭和33年に「学校保健法(その後「学校保健安全法」に改称)」が制定され、同じ年に大阪私立学校保健会も設立されました。それ以来、学校保健は感染症予防と健康教育を重視してきました。その学校保健安全法の第二章第四節に感染症予防に関わる法令があります。そして、まさにこの文章を書いている最中、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、安倍首相が3月2日から全国の小中高と特別支援学校の臨時休校を要請しました。これを受け、文科省は都道府県教委などに対し、学校保健安全法に基づく臨時休校を要請する通知を出しました。文科省が全国の学校に一斉休校を求める通知を出すのは、日本の学校教育史上これが初めてだそうです。多くの私学もこの要請に従い、一斉休校としました。人や物の移動がグローバル化する中で感染症も世界中に瞬く間に拡散します。21世紀に入ってからもSARS、MERS、そして今回の新型コロナウイルスと人類がかつて経験したことのない新興感染症が発生しております。今後もこのような新興感染症が現れることが予想され、児童・生徒の心身の安心安全確保のためにも本会の学校保健活動の重要性が益々高まるものと考えます。

本会は、学校医部会・学校歯科医部会・学校薬剤師部会・保険主事部会・養護教諭部会の5部会により構成されており、それぞれが専門的分野を通じ、お互いが連携していくことにより、私学に通う児童・生徒の安全安心の確保に寄与してまいりました。また、本会が主催する研修会等は、教員の自己研鑽の場としての役割は大きく、今後ますますの発展が望まれるところであり、本会の充実と学校保健の普及・啓発に取り組んでまいります。

大阪私立学校保健会会員の皆様には、本会発展のため引き続き、ご支援・ご協力賜りますようお願い申し上げます。